初診カウンセリング
口腔内を拝見し、患者様の歯並びの状態、適応可能と考えられる治療方法、治療期間や費用の概略をご説明いたします。
さらに詳しい検査を希望される場合は事前予約によって初診と同日に精密検査も可能です。
精密検査
実際に治療を検討される場合は精密検査に進みます。
・歯並びのX線撮影
・頭部X線規格写真(セファログラム)撮影
・顔貌と口腔内写真撮影
・歯型の採取
・インビザライン矯正の場合は3Dスキャン撮影(iTeroについてはコチラ
診断と治療計画
精密検査の結果をもとに不正咬合の状態の説明と治療計画、治療方法ならびに治療期間、治療料金等についてご説明いたします。
装置装着、治療開始
矯正装置をつける前に、あらかじめ虫歯や歯周病などの予備治療を済ませておきます。その後、いよいよ装置をつけて、動的治療(歯を動かすための処置)がスタートします。治療計画によってはディスキング(IPR)を行い、歯と歯の間をミクロン単位で削ってスペースを確保します。

<ワイヤー矯正の場合>
歯面にブラケット装置を接着します。装置に慣れていただきやすいよう、上の装置と下の装置の装着は日をずらします。ブラケットにワイヤーを通して、歯を動かし始めます。

<インビザライン矯正の場合>
マウスピースが届きましたら、医院で患者様に装置の着脱の練習をしていただき、取り扱い方法や交換のタイミングなどをご説明します。マウスピースを装着している間に、形状に合わせて少しずつ歯が移動していきます。治療期間短縮などの理由から一部の歯面にアタッチメントという小さな突起を装着します。
歯の移動(動的治療)・定期通院
装置をつけたまま過ごし、実際に歯を動かしていきます。この動的治療中は定期的に通院して、1回あたり60分ほどの処置を受けていただきます。定期通院では、装置の調整や歯の動きのチェックのほか、口腔の筋力トレーニングやブラッシング指導を行うこともあります。通院期間は症例によりますが、一般的に1~3年間ほどとなります。

<ワイヤー矯正装置の場合>
3~6週間に1度通院し、装置の調整やクリーニングなどを行ないます 。ワイヤーが外れたり、ブラケットが破損した場合、痛みや疑問など異変を感じた場合にはすぐにご来院ください。

<インビザライン矯正装置の場合>
通院は1~3ヵ月に1度程度です。医師の指示に従いながら、ご自身で1~2週間ごとに新しいマウスピースにつけ替えを行ないます。歯の動きに疑問がある場合や異変を感じた場合にはすぐご来院ください。
治療完了、保定期間、定期検診(メンテナンス)
治療が完了したら、装置を外して動的治療は終了となります。しかしそのままにしておくと歯並びがもとに戻ってしまう「後戻り」や加齢変化による歯並びの変化があるため、治療後もできるだけ長く保定装置をつけて過ごし、歯並びを安定させる必要があります。2年の保定治療期間を推奨しています。
定期的にチェックやアフターメンテナンスを受けていただき、問題が起こっていないか、歯がきちんと定着しているかを見守ります。

当院の矯正について